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銀イオン水について

人と環境にやさしい銀イオン

銀イオン水とは、人と環境にやさしい天然の抗菌成分「銀イオン」を含んだ機能水です。



ピコサイズ(1000億分の1メートル)という目には見えない大きさの銀イオンを水中に溶け込ませる事で、優れた殺菌性能を水自体に付加することが出来るようになりました。


このように水中に微量の金属イオンを添加することで水自体に殺菌作用を付加する技術を、「オリゴダイナミー」と言います。

 

 


「銀イオンが水に含まれている」と言われてもピンとこない・・という方は、市販されている飲料用のミネラルウォーターを想像してみてください。ミネラルウォーターにはナトリウム・マグネシウムなどの金属イオンが多く含まれていますが、それと同様に銀イオン水には銀という金属イオンが含まれているのです。

日本イオンの銀イオン水


日本イオンでは、一般的に水処理殺菌の目的で利用される銀イオン濃度0.05ppm(=50ppb)の200倍にあたる10ppm(=10,000ppb)の豊富な銀イオンを含有した「銀イオン水シルビオンP」を始め、様々な種類の銀イオン水を製造・販売しております。


銀イオン水には、濃度の違いや配合成分の違いなどにより様々な種類の商品が存在しています。日本イオンでは、商品の特徴や性質を的確にお客様にお伝えするために、下記のような分類の自主基準を設けて、商品のご説明を行っております。


【銀イオン水の分類】


 (1) 銀イオン水

      水中に銀イオンだけが添加されている水。(電気分解法で生成)


 (2) 銀イオン濃縮液

      水中に銀イオンとその他の成分が溶解している液体。(薬剤法で生成)


 (3) コロイダルシルバー

      水中に銀系の成分が分散している液体。(薬剤法で生成)


 (その他) ナノシルバー分散液

      水中に銀のナノ微粒子が分散している液体。

 

 ※ppmとは
  銀イオン濃度が1ppmの銀イオン水の場合、1リットル中に約1mgの銀が溶けていることになります。

 ※ppbとは
  銀イオン濃度が1ppbの銀イオン水の場合、1リットル中に約0.001mgの銀が溶けていることになります。

銀イオン水の作り方

銀イオン水の主な製法としては、水中の純銀電極に電流を流して銀イオンを発生させる「電気分解法」と、銀イオン成分を含む化学薬品を水に添加する「薬剤法」の2種があります。

それぞれの製法の特徴から、電気分解法の場合は銀イオン水、薬剤法の場合は銀イオン濃縮液やコロイダルシルバーを生成するのが一般的です。

また、近年では、異種金属の接触などを利用して銀のイオン化溶出を促す生成方法も実用化されております。

日本イオンでは、独自技術により開発した銀イオン発生装置(電気分解法)を用いて、水と銀だけで作られた、不純物を一切含まない純粋な銀イオン水を製造、販売しております。

銀イオン水の能力

大腸菌群への殺菌効果

銀イオンのレジオネラ属菌に対する効果

レジオネラ属菌への殺菌効果

銀イオンのレジオネラ属菌に対する効果

白癬菌への殺菌効果

単位:CFU/ml

試験水 直後 10分後 60分後
対照(蒸留水)

2.6×10(3)

2.9×10(3)

2.6×10(3)

銀イオン水(0.088ppm)
※※※

9.6×10(2)

<10(1)

 

〈試験機関〉財団法人 北里環境科学センター
〈試験菌〉 Trichophyton tonsurans NBRC 5946 (白癬菌)
〈試験方法〉
試験菌は、ポテトデキストロース寒天培地(日水)に摂取27℃で20日間培養後の発育胞子を掻き取り、0.005%エロゾルOT液に浮遊させ、胞子数を約10(3)CFU/mlに調整した。
試験水は、50ml容量コニカルチューブに10mlを入れて、30℃の恒温水槽に保存した。この試験水10mlに、試験菌胞子懸濁液0.1mlを添加、直ちに試験管ミキサーで混和し、所定時間作用した。作用10分後および60分後に試験水の1mlを採取、0.05%ツイン80加生理食塩液を用いて希釈列を作成し、原液ならびに希釈列の各0.1mlをポテトデキストロース寒天培地に塗布、27℃で2週間培養後の発生集落を数えた。試験水中銀イオン濃度の測定は、ICP/MS法により実施した。

 

 

参考文献(アリゾナ大学における、銀の殺菌効果を評価テストから抜粋)

ほとんどの病原菌に対して殺菌効果があることが観察されました。効果の認められた細菌とウイルスの中でも代表的なものを一部だけご紹介します。


ブドウ球菌 対塩性があり、化膿性炎症として膿皮症、中耳炎、肺炎、敗血症、心内膜炎、骨髄炎などの他に食中毒の原因となる。
サルモネラ菌 チフス性疾患や急性胃腸炎を起こし、髄膜炎、関節炎などをも引き起こす。
赤痢菌 細菌性赤痢を起こし、水を介して経口感染する。大腸粘膜細胞内に進入して化膿性炎症を起こす。
クレブシェラ 気道、尿路などから感染し、敗血症を起こす。
レジオネラ屬菌 水中あるいは土中に存在し、人が飛散した水滴を吸引することにより(気道感染)、肺炎などを起こす。
シュードモナス 水中に分布し、多くの菌種が消毒剤、紫外線、抗菌剤に抵抗性で難治性感染症の原因になりやすい。
ポリオウィルス 小児麻痺を起こす。経口的に感染して咽頭や腸管で増え、その後血中に出て中枢神経系に達し、主として脊髄前角の運動神経を破壊し、四肢に麻痺を起こす。
ロタウィルス 乳幼児の下痢症(仮性コレラ、白痢)、学童の集団下痢症の主な原因ウィルスである。
ヘルペスウィルス 持続感染を起こしやすく、水痘・帯状疱診ウィルスを含む。

備考:上記以外にも多くの細菌に効果があることが認められています。


銀イオンの安全性


2012年現在、銀が明白に人体に有毒であるという学術的な報告は確認されていません。

時々、水俣病の原因となった『水銀』と『銀イオン水』を混同してしまい、銀まで有毒だと思い込んでいる人がいますが、銀は有毒な水銀とは元素記号が異なるように全く違う物質です。銀は人が過剰摂取をしない限り無毒な成分です。

食品添加物としての銀

また、銀(Silver,元素記号Ag)は、抗菌剤としてだけではなく、食品添加物としても認知されています。たとえば、製菓材料の砂糖菓子のアラザンや、昔ながらの清涼剤である仁丹の表面の銀色には、銀箔が使われてます。

 

飲料水としての銀イオン

(日本の場合)
水道法の水質基準においては、銀の規制基準は指標化されていません。また、塩素殺菌が法令化で多用される以前は、日本でも飲料水の殺菌に銀イオンが利用された実例もあります。


(カナダの場合)
当初0.05mg/lの規制値がありましたが1989年の飲料水品質用のガイドラインから銀を削除しました。


(アメリカの場合)
米国環境保護局(USEPA)の飲料水規則では、銀は有害性の高い成分が組み分けされるPrimary standard(規制基準)としては規定されず、Secondary standard(推奨基準)のほうで0.1mg/lの規制値があるのみです。これはつまり、毒性としての基準ではなく、水道水の水質(色や味など)を管理するための基準として指標化されています。


(WHOの場合)
世界保健機構(WHO)によっても、銀化合物による発癌性、急性暴露、慢性暴露による人体への影響はなく、0.1mg/lの銀の含まれた水を70年間暴露してもNOAEL(害にならない最大量)に満たず害はないとされています。(毎日2リットル、0.1mg/lの銀の含まれた水を70年間飲んだとしてもNOAELの半分)

 

また、銀イオンは塩化物イオンと結合して不溶性の塩になります。銀イオンは胃酸の中の塩酸に触れるとたちどころに不溶のAgClとなり、人体に吸収される心配はありません。(飲み込んだとしたらそのまま体外に排出されます)

金属アレルギーについて

人と環境にやさしい銀イオン

 

銀は極めてアレルギーになりにくい安全な金属です。

 

金属アレルギーになりやすい金属とは?

例えばアクセサリーに用いられる金属の中で最もアレルギーの原因(アレルゲン)になりやすいのはニッケルです。ニッケルは、他の金属に比べて溶けだしやすく、汗をかけば、汗に含まれる塩素イオンの作用で、より溶けだしやすくなる性質を持っています。 露天や激安ショップの中には、ニッケルの含まれる粗悪なシルバー(ニッケル・シルバー)を売っているところもあるので気をつけましょう。(SV925の刻印がはいっていてもです。 安全だと思われている金でもアレルギーになることがあります。(じつは、金は溶け出しにくい代わりに一旦体内に入ると非常にかぶれやすい金属なのです。)



厚生労働省の調査によると、皮膚トラブルで一番多いのは、やはりアクセサリーによるアレルギー性接触性皮膚炎で、その原因の約80%は金属だといわれています。 ピアスの場合、特に耳たぶを通してつけますから、金属が直接皮下組織と接触し、組織液によって微量ながら溶けだします。そのとき金属イオンが体内に取り入れられて、アレルギーを起こすといわれています。

銀は人の肌に対しても安全な成分です

それらに比べて、 銀はどうでしょうか? 1987年東京都済生会中央病院皮膚科の金属パッチテスト調べでは、銀でアレルギーになった方はいなかったようです。また、 日本イオンでは銀だけでなく、銀イオン水の状態でもパッチテストを行った結果、アレルギー反応は一切確認されませんでした。

日本イオンでは全国の浴場施設に数千台の銀イオン発生装置を納品していますが、銀イオン水による皮膚トラブルは一度も報告されていません。銀イオン水は人の肌に対して非常に安全な機能水なんです。

 

銀イオンのよくある質問


こちらをご参照ください。

・銀イオン・銅イオンのよくある質問

・銀イオン・銅イオンQ&A

 

銀イオンの歴史

1) 銀が神秘の金属といわれた理由

銀は古い時代から、特別な力がある金属として重宝されてきました。

たとえば、古代の人々は、銀の壷に水を保管しておくことで、水の腐敗を防げることを知っていました。古代インドの医学書には、銀の壷に飲料水を保存して遠征したことで兵士を疫病から防いだと記録されています。さらには、銀の壷に入れた水はが胃腸病や眼病、蓄膿症など様々な疫病を治癒する効果があるとされ重宝されていたようです。また、東南アジアの仏教国では、僧侶が早朝の托鉢に出るときに、ご飯や料理を入れてもらう容器として、大きな銀製のボールを持参します。これは高温多湿な地方での生活の知恵で、銀製の器に食べ物を入れることによる防腐効果を経験的に学んだ結果と思われます。

古代の人々は、銀を只の貴金属として扱うだけでなく、神秘な力(病害予防、退魔効果)を持った特別な金属として神聖化し、高い価値を与えてきました。

 

2) 上水道の発展と銀イオン殺菌の進展

19世紀初頭にインドで発生したコレラはアジア、アメリカ、ヨーロッパと世界中で猛威を振るいました。特に、ヨーロッパでは河川の水を利用していた人々にコレラが大流行したことは、飲料水とコレラの科学的な研究の始まりだったと言えます。

その後、ドイツの医者であり有名な細菌学者であったロベルト・コッホは、細菌を培養して検査する方法を確立、1883年にコレラの原因が河川水の中に生息していたコレラ菌であることを発見しました。このことをきっかけに、水中の細菌類の殺菌法に関する研究が本格的に始まりました。

このような時代背景の中、ドイツのG.クラウス(1929年)により、「銀イオンには、水中の微生物を殺滅することができる優れた能力があること」が発見されました。 その後、世界各国で上水道の発達とともに大量の飲料水を殺菌する方法に銀イオン殺菌を応用する研究が始まりました。

 

1930年に、世界に先駆けてソ連で初めて銀イオン電解法(水中に対向した一対の純銀電極を微弱な電流により電気分解して銀イオンを発生させる方法)を用いた飲料水の殺菌装置が発明され、実際の浄水場に設置され稼動しました。この銀イオン電解法を用いた飲料水の殺菌装置は、極微量の銀イオン(約0.05ppm)で高い殺菌効果を持ち、人体に毒性が無かったことが実施結果から検証され、飲料水に最良の殺菌手段として認められ、その後もソ連国内に広く普及しました。

1932年にはドイツで、1944年にはイギリスで,さらにその後アメリカ,フランス、チェコスロバキヤ,西ドイツ,インド等でも、水道水に銀イオン殺菌が採用されています。

 

日本でも第二次大戦前に東京帝国大学医学部において、「微生物に及ぼす金属及び金属イオンの影響に関する研究」と題した論文が発表され、台湾やジャワ、中国奥地などの日本の占領地において、数多くの銀イオン電解法による殺菌施設を備えた大規模な浄水場が建設され、終戦まで住民の上水道として利用されていました。戦後、当時の記録を検証した研究論文が発表されています。その論文には「銀イオン電解法を用いた上水道施設は、0.05ppm程度の銀イオン濃度でグラム陰性及びグラム陽性の微生物やウイルスなどにも高い抗菌効果を発揮し、急性疾患 (赤痢、発疹チフス、コレラ、その他)をもたらす病原菌や大腸菌群その他の細菌に対し極めて有効な消毒手段である事が明確であり、終戦まで利用住民には何らの弊害も認められずに衛生的な水を供給していた」と記載されています。

 

3) 浴場の衛生管理に用いられる銀イオン殺菌

昭和29年、日本イオン株式会社によって国内で初めて浴場用銀イオン殺菌装置が商品化されました。

この浴場用銀イオン殺菌装置により、当時の浴槽水の汚染指標であった大腸菌数を銀イオンの殺菌効果で規定値以下のゼロにすることができ、夜遅くの入浴者でも濁りや腐敗臭のない綺麗なお湯に入ることができるようになりました。

当時、共同浴場で流行っていた感染症の膣トリコモナスや糸状菌による皮膚炎なども予防することができたので、全国の大企業が競って採用することとなり、社宅や工場内の共同浴室に、さらに独身寮や保養所のお風呂などにも設置されていきました。

 

昭和50年代に入ってからは、薬剤耐性菌MRSAに対しても、銀イオン殺菌は有効な殺菌法であることが分かり、病院に設置されている熱傷患者の治療水槽やリハビリ用プールなどで利用され始めました。

 

これがきっかけで、塩素殺菌のような入浴刺激感や刺激臭がないという銀イオン殺菌の利点が認められ、折からの老人福祉の充実政策に乗って、老人ホーム、デイケアーセンターなどの老人保健施設のお風呂などにも多く設置されるようになりました。

 

平成の時代になってからは、塩素殺菌と銀イオン殺菌を併用することでより高い殺菌力を得ることができると知られてきて、日帰り入浴施設やスーパー銭湯など、利用者の極端に多い入浴施設で、塩素の使用量を抑えても、確実な殺菌力が確保できるようにと、塩素滅菌機と銀イオン殺菌装置の併用設置が盛んに行われています。

 

最近では、銀イオンがレジオネラ感染症の原因菌であるレジオネラ属菌を殺滅する効果も認められ、全国の入浴施設で広く用いられています。

 

4) 様々な分野で利用される銀イオン殺菌

銀はもともと地球の自然が生み出だした金属で、その金属の銀(Ag)は水に入れておくとごく僅かの量が銀イオン(Ag+)として溶出します。銀の壷に入れて置いた水は、必然的に微量の銀イオンを含み、その銀イオン水は人には何も害を及ぼすことなく、永年飲用されてきたという実績があるのです。

このように銀イオン水が、私たちの健康に無害であることは、歴史が証明してくれています。

現在では、銀イオンは、人為的に作られた抗菌剤よりずっと安全な抗菌剤であることが知られることとなり、私たちの快適な生活を支えるものとして、生活用品の中に積極的に応用されています。

 

例えば、カビや腐敗などの防止効果として、口臭清涼剤の表面に銀の微粉末が塗布されたり、カステラや羊羹の内包装紙に銀箔が用いられたりしています。コスメチック商品としては消臭剤としての銀イオンスプレーなども大流行しています。家電品としては銀イオン殺菌機能付き洗濯機。さらに布地に銀を織り込んだ下着や靴下、スーツなども販売されています。

 

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